虎三毛

海際のイベントを見物に出る。なんか雪が降っていた。
K君に案内されるうち、評論筋やらミステリ系サイトの人々やらにチラとお目にかかったり。
『別冊シャレード48号(笠井潔特集)、81号(村瀬継弥特集)』を購入。
帰りは列車ダイヤの乱れのせいか、寒風白雪吹きすさぶ中、小一時間おんもで待たされた。死にたかった。

その後有楽町に移動、上京してきたセレブS氏、後輩T君、G君と合流、飲んでたらいつの間にか我が家にいたことであった。不景気の話と書籍の話をした。

T君が言うに「『銀魂』はキモイ」とのこと。「ウザイ」ならわからんでもないが、「キモイ」はぴんとこなかったので、問いただすもお茶を濁された。シャイさナイーブさが垣間見えるから? 台詞回しが、いかにもテキストテキストしているから? T君は土屋隆夫多岐川恭を神とあがめる老成した感性の持ち主だから、何でも「ウザイ/キモイ」で片付ける昨今の言語風潮とは大分違うところにいるはず。けれど 「キモイ」、わかりません。

朝になって無理矢理帰ってもらったような気がするが、正直覚えていない。