ドアの向こうに

新聞の勧誘にうっかりドアを開いてしまう。あああ馬鹿、馬鹿、俺の馬鹿!
このての連中は、断わったときの言い草がタチ悪い系の不動産屋と一緒だな。「いいって言ったじゃないすか!」言ってねえよ。

A・クリスティー『謎のクイン氏』で心を慰める。こういう、事件とともに湧いて出て、ことが済んだらまた消えてゆくタイプの探偵が好きだ。ブラウン神父、亜愛一郎(最愛)、猫丸先輩……。
しかしこうした面々は、なんでか逆説を駆使するタイプが多い。なんでかな。単にチェスタトンの影響がそれだけ強いのか。
見えない人、
ハーリ・クインに
『謎のクイン氏』の献辞はこうなっている。