男女/ロスマク

黒雨様(id:blackrain)よりバトンが渡されていた。まだバトンてあったですか。
こういうものは回してくる君たちに気配りを感じるんだ。いいjobだ。んで?
「男性は『女性』になりきって考えてください。
女性は『男性』になりきって考えてください。
今、この時点で自分が異性に生まれ変わったものとして 以下の質問に答えてください」
ややこしいわねえ・・・。
1.朝起きて最初にすることは?
二度寝。低血圧をますますこじらせているはずです。
2.あなたの職業(学校)はなんですか?
就職は難しい気がします。
3.どんな相手と付き合ってみたいですか?
多少なりお酒は飲めて欲しいかしら。
4.自分の自慢できるところはどこですか? 具体的に。
クールなバディ。主張しすぎないスリムなフォルムです。
5.どんな格好をしてみたいですか?
コンサバ系
6.どこに行ってみたいですか? 
ラルクのコンサート
7.もし本当に自分が異性に生まれ変わったとしたら、その異性となった自分と付き合ってみたいですか?
却下。
8.このまま生まれ変わったままでいたいですか?
どうせならちょいモテオヤジとかになりたいです。
そっちの方が手間もかからないと思うんですが。
9.このバトンを5人の友達に回してください
察してください。


以上です。

ロス・マクドナルド「ドルの向こう側」(私探・長・早)
ドルの向こう側 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-10)
重厚なハードボイルド本格。こういう、ため息をついてうなだれるような読後感は、やはりライトで切ないノベルには中々ないもんですね。人物たちの「関係」性が四転五転してゆく展開は鮮やかのひとこと。
「あなたは人間の間のつながりにしか興味がない。例えば―」(中略)「―配管工のように」
ある種ロスマクのエッセンスであり、法月綸太郎の作風を考える上でもキーとなる部分だと思います――というのを昔どこかで読んだような読まないような。